2026年11月3日

「三井オーシャンサクラ」シニアオフィサーの皆さんにインタビューしました(その4)

 

9月19日に就航し、10月末に無事デビューシーズンが終了した三井オーシャンサクラ。

この度、友の会会員のためにシニアオフィサーの方々がインタビューに応じてくれました。

それぞれのサクラの就航準備からデビューまでの苦労や、デビューにかける思いを語ってくれました。

<総料理長 中山勝利さん>

1. 「サクラは食のにっぽん丸の後継船」とよく言われますがどう思いますか 

「内心ではそう思っていますが、特に意識はしていません。若い頃からふじ丸やにっぽん丸、それ以前の船で多くの先輩方から教わってきたことを踏襲し、次の世代につなげていくように日々努めているだけです。」

2. にっぽん丸と比べて食事場所も増えましたがメニューはどうしているのですか 

「基本的にはメニューは三井オーシャンフジと同じです。フジが就航した際に作り上げたメニューを中心に、陸上のメニュー担当者と一緒に考えていますが、船の現場で変えるものもあります。

また「北斎ファインダイニング」では三國清三シェフの監修を受け、いただいたレシピに沿って作っています。」 

「サクラはその名前のおかげで、洋食では桜ソースや、スクエアカフェで提供している桜あんぱんなど、桜にちなんだ料理を比較的容易に考案できるのですが、フジの時はどうやって富士山につなげようかと少々大変でした。

最近あるお客様から「ふじ丸が就航した時は富士山と藤の花の両方の意味があったので、フジでも藤色の料理はどうですか」とアドバイスもいただいたのですが(笑)。」

3. MOLCの掲げる「日本の美しい船旅」を食の面でどう演出しますか 

「日本らしい季節感は大切ですが、正直に言って今はまだ既存のメニューを確立することでお客様から基本的な味の評価をいただくことに専念している段階です。

にっぽん丸の時のようにすべてが自分の管理下にあった頃と比べて、サクラとフジは仕入部門が別にあるなどシステムが違うところもあります。しっかりコミュケーションを取りながら、みんなで『サクラとフジの料理』を作り上げていきたいと思っています。」